ジュエリールネッサンス ブランド誕生

<一千年の貴族・アルベルゴッティ家との出会い>

アルベルゴッティ家は、イタリア・トスカーナで1千年以上の歴史をもつ貴族として、優れた芸術家やマエストロを支援することで伝統を守り文化を育んできました。
当社はそのアルベルゴッティ家の審美眼に適い、その名に冠することを許されました。

アルベルゴッティ家前当主・エンリコ アルベルゴッティさんと高名な日本画家・堀文子さんは対談で次のように話しています。

<自信を喪失していない国、イタリア>

:私はそもそも、“風景”はその国に住んでいる人々の“思想”であり、自然を取捨選択し、その国の人々が作り上げた“作品”だと思っております。日本は見る影もなく風景を破壊してしまいましたが、それに引きかえ、ここの風景には思想がある。戦争に負けたぐらいで、全く自信を喪失していない風景に感嘆いたしました。

アルベルゴッティ:イタリアは多くの国から侵略された歴史があり、その度にアイデンティティの危機に晒されてきましたからね。

:日本は第二次世界大戦まで侵略された歴史を持ちません。大戦で初めて侵略され、浅いアメリカの文化と能率主義に、たちまち屈服し、独自の考え方を失ってしまったことには憤りを覚えています。

アルベルゴッティ:イタリアも敗戦直後は風景を保護する、という意識も失われた時期もあったのですよ。アレッツォの田園地帯に経済発展を目指して、景観を著しく損なうセメント工場が建設されたこともありました。しかし、やがてわれわれも気がついたのです。このままでは生命そのものが脅かされることになる、と。風景、即ち自然を破壊すれば必ず他の事象に影響を及ぼします。水や空気が汚染されれば、生命連鎖が乱れますから。

:広大な農園で収穫された葡萄からワインを生産なさっていますが、そのことについて特別な思いはおありですか。

アルベルゴッティ:この農場は、世界でも有数のワインの生産を誇るトスカーナの伝統を引き継ぎながら、土地の自然を守りたい、という私の決意です。もちろん葡萄畑を切り拓き、アパートや道路などを建設することも可能だったわけですし、経済的な見地からみればそのほうが効率もいい。しかしそれでは家族代々に受け継がれてきた伝統ある土地、そして自然を失ってしまうと思いました。

:土地の持つ景観をそのまま、未来の世代へ手渡したい、とお考えなのですね。

アルベルゴッティ:その通りです。「土地を所有する」ことは特権ですが、同時にその土地を守る義務も生じる、と私は考えます。土地の自然を守り継ぐ。それが息子たちに遺したい私の哲学でもあるのです。

:20数年前は、まだ10代でいらしたご子息たち、お嬢様が、トスカーナを代表する貴族のご家系をお継ぎになるに相応しく、スケール大きく成長されたのを、今回お目にかかって目を見張りました。お父様の志をしっかりお受け継ぎになることと思います。

サライ 2011年12月号 より

*堀文子さん (1987年にイタリアアレッツォにアトリエを構える。1992年にアレッツオ市で堀文子個展を開催。Wikipediaより)
*バブル下の日本を嫌い、アルベルゴッティ家のビラにアトリエを構えて長期滞在されました。

<ジュエリーの価値とは>

ジュエリーの価値とはジュエリー自体の価格(市場価値)に加えて、大切なのはそのジュエリーに籠る“思い”だと私たちは思っています。

たとえ片方になってしまったピアスにもお客様それぞれの“思い”がありませんか? ましてお祖母様やお母様が愛用なさっていたジュエリーには“思い出”が詰まっているはずです。

私たちはご自宅に眠っているジュエリーを、お客様にふさわしいアートジュエリーに真心を込めて蘇らせて頂いております。 ジュエリールネッサンスには、ここ深川門前仲町からNew Yorkへと、そして イタリア・トスカーナの1000年の貴族アルベルゴッティ家に至るまでの 私たちの50年の経験と技術が込められています。

アルベルゴッティ家ではジュエリーはもちろん絵画や調度品などが“思い出”と共に代々受け継がれているように、私たちがリフォームさせて頂いたジュエリーが、皆様のご家族代々へと受け継いでいかれることを心より願っております。

Jewelry Renaissance

真珠堂
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